みなさんご存知、GAEのコンソールにはさまざまな機能があります。
あなたがデプロイしたアプリケーションの一覧はもちろん、GAE上で動作中しているアプリのDatastoreの中身がブラウザ上から参照できるDatastore Viewerや、GAE上で動作しているインスタンスごとのログが参照できるLogsなどです。
今回は、GAEを使う上ではかかせない、Google App Engineコンソールのちょっとした小技をご紹介します。
その小技とはズバリ、「1ページあたりの表示件数をもうちょっと増やしちゃえる小技」です。
みなさん感じたことがあるかもしれませんが、DatastoreViewerやLogsなど、GAEコンソール上の参照機能のほとんどが、1ページあたり20件の表示件数となっています。
Datastore Viewerであれば、「GQLをちゃんと書いて出力件数を減らせよ!」というGoogleさんの声にもうなずけますがが、Logsから探し物をするときなど、20件ごとにいちいちページングするのは割と面倒なものです。
そこで、Google App EngineコンソールのURLに「?limt=200」(他にURLパラメータがある場合は&limit=200)を追加してみましょう。
どうでしょう、1ページあたりの表示件数が200件になったでしょうか?
本記事を執筆している時点では、200件以上のデータ表示は対応していないようですが、これで少しはページングのストレスから解放されますね!!
さらに今回は、「いちいちURLいじくるのがめんどう・・・」というあなた(わたし)のために、Chrome用UserScriptもご用意しました!
このUserScriptを適用すれば、アプリケーション一覧・Datastore Viewer・LogsのURLにアクセスした場合に、URLにlimit=200を自動で設定してくれます。
スクリプトはこの記事に添付してあります。とってもしょぼいですが、わりと便利なので、ぜひお試しあれ!
※使用は自己責任でお願いします!!
■導入方法
- Chrome起動。
- URL表示域の右にある「三」みたいなアイコンを選択。
- 「設定」を選択。
- Chromeのタブで「設定」画面が開いたら、「拡張機能」を選択。
- 添付の”limit.user.js”をChromeの画面にドラッグ&ドロップ
- 「limit.user.js」を追加するかどうかの確認ダイアログが表示されるので、「追加」ボタンを選択。
- GAEマネージャのアプリ一覧画面(https://appengine.google.com/)や DatastoreViewer(https://appengine.google.com/datastore/explorer~~)を開くと自動でlimitに200を設定します。